施設概要
資源環境型社会の拠点として、みなさまの暮らしを支えます。
安全で安定した運転と適正な処理

■ガス化溶融炉として最も実績があり、安定性、簡略性、制御性に優れたシステムを採用しています。

■ごみ量・ごみ質変動にも柔軟に対応します。

埋立処分量の最小化

■前処理が不要であり、処理過程で溶融不適物を発生させず、ごみ全量を確実に溶融処理します。

■スラグ・メタルは、高温溶融により安全かつ高品質であり、全量有効活用を実現します。

環境へ万全な配慮

■実績に裏付けされた信頼できる環境保全対策 (ダイオキシン類、排ガス、排水、騒音、振動、悪臭等)を行っています。

ごみに含まれる資源を回収する施設

■不燃・粗大ごみを細かく破砕する事によって、鉄・アルミなどの資源物を選別し、最大限回収します。

■びん類や缶類、ペットボトル、トレイ類、プラ容器、雑紙などの資源を選別し、処分するごみを極力減らします。

施設名称
やまだエコセンター
所在地
三重県志摩市磯部町山田800番地
敷地面積
20,628.66㎡
延床面積
13,361.12㎡
工期
平成23年7月15日〜平成26年3月18日
  • 直接溶融・資源化システム
  • ■資源選別後の多様なごみを高温
    (1700〜1800℃)で確実に溶融します。

    ■ガス化・高温溶融一体型で、ごみ質の変動に左右されない安定した操業を実現します。

    ■環境負荷を低減すると共に、マテリアル・サーマルリサイクルを行います。

    熔融フロー図
  • 溶融物の資源化
  • 搬入されたごみは高温溶融処理され、スラグ・メタルに再生します。
    ガス化溶融炉から産出されるスラグ・メタルの資源化により、埋立処分は溶融飛灰のみとなり、焼却方式と比べ、大幅に最終処分量を低減しています。

    直接溶融方式 図
  • 溶融物の資源化
  • 発生するエネルギーを回収して、施設内電力に活用しています。
    また、余剰電力は電力会社に売却します。

    イメージ図
    電力供給
処理フロー
高効率ごみ発電施設
  • 施設規模
  • 95t/24h(47.5t/24h×2炉)
  • 受入・供給設備
  • ピットアンドクレーン方式
  • 燃焼溶融設備
  • シャフト式ガス化溶融炉
  • 燃焼ガス冷却設備
  • 廃熱ボイラ方式
  • 処理対象物
  • ●燃えるごみ ●リサイクルセンターからの残渣
  • 排ガス処理設備
  • ろ過式集じん、消石灰、活性炭吹込
  • 余熱利用設備
  • タービン発電(発電効率12.7%)定格出力/1,210kW
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リサイクルセンター
  • 処理方法
  • 破砕、選別、圧縮成型、梱包、貯留
  • 施設規模
  • 47.0t/5h
    ● 不燃・粗大ごみ  20.2t/5h
    ● びん類      4.2t/5h
    ● 缶類       2.6t/5h
    ● ペットボトル   1.7t/5h
    ● トレイ類     0.4t/5h
    ● プラ容器     2.5t/5h
    ● 雑紙       0.9t/5h
    ● 紙類       14.3t/d
    ● 蛍光管・乾電池  0.2t/d
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運営・維持管理会社概要
会社名
株式会社鳥羽志摩クリーンシステム
設立
2013年8月9日
所在地
三重県志摩市磯部町山田800番地
目的
広域ごみ処理施設整備及び運営事業に関わる廃棄物処理施設等の運営・維持管理業務と、それに付帯する関連業務